markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

寒かった韓国

{凍る漢江}
4ヶ月ぶりにパートナーのKさんの運転で高陽のホテルに向かう。電話やメールは毎日のようにやっているのだが、プライベートな話は会った時しかしない。彼は別事業では上海にオフィスがあり、標準語より上海語が得意という。しかし最近は忙しく韓国から出ていないそうだ。今回始めて聞いたのだが、彼はスポーツが好きで剣道や野球、そしてスノーボードをやっており、軍隊で身体を鍛えたと想像していたら、入隊を免除されたそうだ。理由を聞いたら、両親がCIAのスタッフだったそうだ。

昼食はホテル近くの韓国レストラン。ここはヨン様を追っかけにくる、日本のおばさん達も来るロケ地の街だそうだ。ソウルとは違い静かな街並みは、50万人のベットタウンだ。彼も仕事や接待はソウルなので、文字通り寝に来るだけの街だから不案内だと言う。しかしこの昼食は美味かった。

3時に約束した打ち合わせにソウルの中心に向かう。デザイナーと彼が雇った通訳が既に待っていてくれた。集中した5時間のミーティングが終わり、夕食を摂りにゆく。タイ料理にしようという。同じ辛いのだから、まあイイかとついて行く。ホテルへ10時すぎにもどる。ここは長期滞在型のホテルだが、シャワーしかない。こんな寒い日は湯舟じゃなきゃならない。サウナを探すがベットタウンでは需要がないようだ。熱い湯を長い間かけながらシャワーする。オーバー コートからはみ出た脚の部分が真っ赤になっていた。ズボン下が嫌いだからしょうがない。

階上の一室で朝食が摂れる。賄いのオバさんだけで誰も客はいない。その内、韓国系アメリカ人の若者二人と純なアメリカ人がやってきた。部屋に戻り昨日の議事録をiPadで打ち込み始める。半分ほどで突然電断しデータが消える。気分転換のため、この街、唯一のデパートへ行くが10:30オープンとの事。あまりの寒さでフードを被った瞬間、眼鏡を落とし自分の靴で踏む。あわてて拾い上げるが。さすがNot Found | 999.9 フォーナインズ、無事でした。
部屋に戻り、再び議事録を作り始める。そのうちKさんが迎えに来る。風邪が悪化したようでマスクをしてきた。
{手前青色の6台の自動チェックカウンターと奥に見える長蛇の列}
ホテルをチェックアウトし金浦空港へ向かう。新商品の打ち合わせに空港内のレストランで昼食ミーティング。私のフライトは15:10で仁川空港。14:00までに入れば間に合うとのことで送ってもらう。チェックインカウンターは長蛇の列。フト見ると自動チェックインが6台並んでいた。試しにパスポートを入れると日本語が選択できたので、ボーディングパスを出す。と、隣の韓国人が「使い方がわからないから教えてくれ」とか言っている。「私は日本人だから説明できない」と日本語で話をしたら相手は驚いたような顔をしていた。
今回も私は良く韓国人に間違われた。行きの飛行機内の機上アテンダンスが、入国カードをハングル語で持ってきた。日本語で答えたら、外国人用のカードに変えた。ホテルの前のデパートへ行ったら、当たり前のように全員がハングル語で対応をしてくる。
その話をKさんにしたら、「私は良く中国人に見られる」とのこと。私達は国が近所だから似るには当然であろう。