markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

水彩画作品展

汐留で打ち合わせがあり、その前に母のいる西東京市へ寄る。柳沢公民館のロビーで、川端保子先生が講師をしている水彩画の同好会の作品展がある。母がその同好会のメンバーの為、それらの絵の鑑賞に訪れた。
母のいつもとは違うタッチの「グリーンジャケットのA嬢」と「小金井公園の花見」を見る。モデルさんだそうだが、90を過ぎても進歩する事に驚く。
川端先生の何気ない草花の絵にはいつも感心をする。先生の絵の前に立つと、その絵が放つ静謐さに周囲のざわめきが消える。色遣いがシンプルでキャンバスの何も塗っていない、その白さをも生かす。少し離れてみるとその絵の精密さに引き込まれる。「プロヴァンス山草」

画廊や美術館の完成された照明下でない、このようなロビーでの絵画鑑賞は光の反射のために、絵の力を削いでいる。透過度は高いが、周囲の光を反射させない額のガラスが欲しい。