markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

RLIセミナー Part3終了

6月24日日曜日「ビエント高崎」にてRI2840地区のRLIセミナーPart3が終了しました。私達の地区では初めてのRLIでしたが、無事に約50名の受講者が修了書とバッジをいただくことが出来ました。地区内会員の約2.5%で、次回卒後コースが予定されております。

反省点もかなりあろうかと思いますが、この事業が完遂出来たことは、主に研修リーダーである横山PGのリーダーシップと本田GNの調査と準備のおかげです。次回は9月から始まる新会員の為のRLIセミナーが予定されております。その前にDLディスカッション・リーダーの養成も予定されております。
大人の学習の特色は、先入観念があり、指導されることは好まない。何よりプライドがあり、その経験や知識を否定されると大きな拒否反応を示す。従ってDLは知識を質すより、セッションの参加者にあるテーマについて考えてもらい、それをまとめて発言してもらう環境を作ることと考えられる。
しかしDLも人間ですから得意なテーマとなると、セッションの参加者の一人となって演説を始めてしまうのです。参加者全員がその問題に対し興味がある場合は良いのですが、そうでない場合は討論の集中が途切れてしまいます。またはDLがあらかじめ50分間のストーリーを決めており、セッションの流れを無理に自分のストーリーに仕向け、討論がシラケテしまう事もあります。
そこで私は今回、討論への積極的参加を求めるため、最初のテーマを読んでいただく希望者を集いました。必ず一人が手を挙げて読んでくれました。討論が開始され、刺激的な意見が出てくると、その話題に集中してゆきました。おかげで参加者の熱がこもった意見が飛び交い、スピード感が生まれました。質問は知っているかどうかはなるべく問わず、事あるごとに「この問題について考えてください」と問うようにしました。セッション上必要な知識案件はボードに事前に記載して、それを読み上げていただき、話のブレをなくすようにしました。DLとして最初に集中したのは、参加者の話を聞きながら、この内容は次に誰にリレーさせたらよいか?そしてその人の発言ペースは少ないのか多いのか?どのような言葉を使えば、その人はすぐに話に参加できるか?を瞬時に考えることでした。しかし、5,6時限目になると思考力が低下してしまいます。
乾いた木片にきりもみして擦りつけ、煙が出てきたら燃えやすいものを当て点火する。「発言しやすい環境を作り(乾いた木片)、質問をしたり問題を投げかけたりして(きりもみ)、煙が出てきたらその案件に対応できる人を見つけ話をつなぐ。そして第3者から発言の手が挙がれば、その討論は燃え上がる」
こんな風に簡単に行けば何の苦労もないのだが。