markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

Tanayの学校で中古自転車の寄贈式


マニラから東へ約50km、バエ湖のほとりかにあるRizal州Tanay市にBalimbing【バリンビング】小学校がある。地元Tanay RCがお揃いの黒いポロシャツ姿で、小学校関係者等や子供とたちと私たちの到着を待っていた。
共同主催者であるMakati RCの道案内で、そのTanay小学校を訪れたわけである。
毎回この中古自転車の寄贈については、Makati RCのパスト会長のFred(写真内髭の方)が各学校の手配を献身的に行ってくれるおかげで、今日も寄贈セレモニーが実現した。
今回は富岡中央RCのメンバー、私を含め9人で参加した。セレモニーでは数人の代表者がスピーチをした。私のスピーチは予定されていなかったのだが、Fredがマイクを私に向け催促する。Fredがすでにロータリーの事を話をしていたので、私は子供達が海外から来た日本人を知ってもらう事が国際親善と思い、それをわかりやすく話をする事にした。前回このような場面で話すことがなかったので、フィリピンの愛唱歌Dahil sayoを口ずさんだために、「今日は歌わないのか?」とFredから茶化された。

式典後、自転車を代表の子供達へ引き渡すセレモニーを行う。フィリピンのロータリアンは集合写真が大好きで、あちらこちらで写真を撮るのだが、何台ものカメラで撮るため簡単には終わらない。彼らは写真を撮るために、このような奉仕活動をやっているのかと思うほどだが、彼らはこの小学校にも6ヶ月間かけて栄養補給プログラムを実施して、子供達が栄養失調で病気にかからないように活動をしていた。
ここは小学校だけかと思っていたら、高校も併設していた。Heide S. Mercadoと言うTanay East National High Schoolの教師から話を伺った。生徒の中には毎日4時間かけて13Kmの山道を通学する生徒もいるとのこと。自転車のおかげで時間が半分になるとのこと。生徒に親御さんも付き添っており、家族にとっても自転車は交通の手段となろう。
400人からの生徒がいるのでもっと自転車が欲しいとのことだが、数に限りがあり全てをまかなうわけにはゆかない。