markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

国際ロータリーのプログラム

ロータリーには五大奉仕部門があり、各クラブはそれらの奉仕事業を行いながらロータリー活動を行う事になっております。「なっております」と書いたのはこれらの事業を積極的に行わなくても、国際ロータリー(RI)や地区へ規定の負担金を支払い「ロータリーの友」という雑誌を購読すればクラブとして体をなすのです。
そういうクラブの会員として、また企業人として多少の余裕資金もあり、社会的地位もあり、いくばくかの寄付を地域や国際社会に行い、平日のお昼にホテルで会食しながら、昼休み時間を大幅に遅れて会社に戻り、遅刻した社員に対しブツブツ文句を言う社長に、ロータリアンとしての尊敬が生まれるとは思えません。

倫理観で己を律し、相手の身になって行動する日常の仕事ぶり、地域社会に継続的に目で見てわかる役に立つ事をする、国際社会への民間貢献する見識の高さ、子ども達の未来に対し真剣に考え行動する、そしてそのような活動する仲間達と信頼関係に包まれた集団の一員であれば、先輩たちが築いてきたロータリークラブステータスも、維持発展出来るのではないか。

それらの機会としてRIプログラムがあり、その手順に従い実践する事で「奉仕」を実感出来る。それらの経験から、クラブの独自のプログラムの開発が出来れば、クラブの自己実現が達成でき活性化が図れる。
特別プログラムとして「ポリオ・プラス」があり、数年後には世界のロータリアンが中心となって地球上のポリオ撲滅を達成できるだろう。常設プログラムとして、ロータリアンのための人的交流「世界ネットワークグループ」や「ロータリー友情交換」のプログラムがあり、新世代奉仕として「インターアクト」「ローターアクト」「ロータリー青少年交換」「RYLAロータリー青少年指導者育成プログラム」がある。ロータリアン以外の人達とロータリーの奉仕を行う「RCCロータリー地域社会共同体」「ロータリーボランティア」のプログラムがある。国際社会への貢献として「WCS世界社会奉仕」があるが、これは最近プログラム内容が変わり、RIは世界中の奉仕事業の紹介だけをネット上で行うサービスに特化し「プロジェクトリンク」を発信している。各クラブは相手国のロータリークラブの有無にかかわらず国際奉仕を実践し、自クラブで資金を調達または条件に応じ、新地区補助金やグローバル補助金を申請する事が出来る。
これら常設プログラムも時代に合わせた新陳代謝を行い、世界のクラブから新たなプログラムのコンペを行えるようになる事が理想であろう。