markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

多様性と寛容力の修養

10年ぶりに小学生時代の同級生に電話をかけた。彼は現在千葉県内に在住し、情報では10年以上のロータリアンとのことで楽しみに電話口を待った。
しかし残念なことに昨年退会をしたそうだ。前橋の友人も先ごろ退会をしている。両人とも同年齢である。
千葉の友人は10年間発展途上国へ国際奉仕活動で活躍をされていたそうだが、その仲間達が、とある嫌疑をかけられ嫌気がさし60歳を過ぎたことをきっかけに辞めたそうだ。

ロータリーやライオンズなど任意の奉仕団体を辞める理由は何だろう?事業不振や健康を害することも要因の一つであるが、仲間同士の信頼関係が崩れることで退会を選ぶ傾向があるのだろう。
社会の為、世界の為良いことをやろうという大義の下、その志や奉仕活動に共感し組織を構成している。日々、飲み友達であったり、ゴルフや趣味の友達であるかもしれない。しかし、その大義が継続という結束を高めているのかもしれない。そして、その付き合い中で相互の信頼関係が築かれていく。

団塊の世代は仲が良い割に、人数が多いだけに競争意識も強い。これからは、この世代が組織の中核を占めるようになるだろうから、競争心があっても、スポーツの世界のようにゲームオーバーで握手ができる器量が欲しい。そして私は多様性と寛容力の修養を終生続けたい。