来週15日の火曜日から、BUFF衝撃吸収プロテクターがネット販売のAmazonや家電量販店のヨドバシカメラ全店、ビックカメラ全店と東急ハンズ梅田店で販売する予定だ。その他の家電量販店や携帯ショップでも少量ではあるが販売されるとの事。
Amazonでの評価は分かれている。どうもフィルムを貼ることで手こずっているようだ。これは一般のフィルムの粘着目的と違うことから起きていると思われる。
1層目のポリウレタンはスクラッチの傷防止の他、衝撃の初期エネルギーを受け止め、2層目のポリウレタンでその衝撃エネルギーを1点から拡散させ、3層目のＰＥＴの低伸長性（60％以下）でそのエネルギーを液晶ガラスまで到達させないように食い止め、最後のシリコン粘着層は液晶ガラスと強く密着させ、衝撃が1点に引っ張られないように周囲からそのエネルギーを消滅させる働きがある。
従って0.25ｍｍの総厚さで衝撃を吸収するためには、4層目の粘着層も単に液晶ガラスに固定するという一般的なフィルムの目的以外に、エネルギー吸収の役割をもたせる接着剤が使われているため、接着時の感覚が違うのであろう。
またこの接着剤は全面に塗られておらず、格子状の気道が確保され、空気の泡はその気道から排出される。
何度もブログにも書いたがBUFFの衝撃吸収プロテクターの目的は、液晶画面の日常における落下などによる破損防止であり、だからグリップ感も高めているのである。ただし、ゲイマーの為の、スムースな表面の滑りへの改良も検討中である。
