markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

目で見てわかる炭素繊維による魚介類への効用

昨日からの雨が幸い小降りとなったが、水面での作業には支障をきたす。それでも丹生湖管理棟の職員の支援を受け、ロータリーのメンバーが水中カメラの設置を行った。作業終了後管理棟でのTVモニターに魚影を見かけたとき、ホッと安堵した。当事業の経緯と今後の予定を記す。

1.経過説明
当初の計画では三の沢(第1回、第2回の実験地)での炭素繊維による魚や魚卵への効果を水中カメラで動画撮影し調査する事とした。
しかし、水中カメラのメンテナンスや録画機材の保管管理を丹生湖管理棟へ置くため、400mにわたるケーブル等費用が対投資効果として再考することを4月5日の理事会で決定した。それにより5月13日に丹生湖にて行われる移動例会を白紙に戻した。
その後、4月19日群馬高専の特命教授である小島先生を再度お招きし、丹生湖管理棟関係者と現場視察及び実験実施に向けての協議を行った。以下にそのあらましを記載する。
1)魚の産卵時期が5月のゴールデンウィークGW前後である。
2)GW期間は多くの釣り客への対応で、管理棟職員は舟を出してお手伝いできるその前後を希望する。
3)管理棟付近にて炭素繊維のいかだを組み、水中カメラを設置することは、三の沢でなくても実験上可能であると小島先生がアドバイス。翌週の月曜日4月23日に先生は下仁田訪問予定があるので、その帰りに丹生湖へ来られるとのこと。
以上の協議の結果、社会奉仕委員会は井川会長・茂木幹事の賛同を得て、4月23日に管理棟から約30mの湖水へ炭素繊維を設置することとした。あわせて水中カメラと録画機材を塩澤会員(電気工事業)へ手配を行った。
4月21日、社会奉仕委員会横尾委員長等により設置する単管やクランプ器材を購入・搬入し、管理棟職員といかだ設置図面の打ち合わせを行った。
4月23日、社会奉仕委員会他会員有志にて単管の組立、炭素繊維の固定、水中へのいかだ投下を小島先生の指導のもと実施した。
4月28日、ボートの運航を妨げないため湖水上にケーブルを引くための単管(3m長)等を購入・搬入し準備を行う。
5月3日、水中カメラを設置し、管理棟内のモニター(TV)でライブ映像を確認し、録画を始める。
その後、モニターのチェックや水中カメラのメンテナンスをして、塩澤会員と管理棟職員で録画調整を行う。

2.今後の予定
約1週間の録画データーを90秒程度のダイジェストにまとめ、プロローグに炭素繊維による環境保全活動のあらましを編集したDVDを作成する。そのDVDをYouTube等にて公表し、環境保全活動の促進と富岡中央ロータリークラブの公共イメージ向上を図る。
また、一般客へ実験地の説明およびDVD放映の説明の為の看板を設置する。

写真左上から右下へ泳ぐ、へらブナの魚影を見る。