markdadaoの日記

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愛される先輩

今晩は親睦を目的に夜間例会が開催された。大正10年生まれのT先輩が多少酒の酔いが手伝い、それでも何とか締めの発声をされた。話の内容から推して、この一時楽しい会話をされたようです。そして皆の笑いを誘い、先輩の人柄が和やかな場を作っていました。
先輩と言っても母と同い年で、私からしてみれば父親同然です。自分がその年齢にたどりつくことが出来るのか、たとえ出来たとしても先輩のように矍鑠として、息子や孫の年齢の後輩の中に身を置くことが出来るのか?
それに引き換え、世の中では老害がはびこる組織があるようです。城山三郎の著の中に「老害論」があり、ここに引用します。

老害論と言うのがありますが、区別しておかなければいけないのが、老害はいけないが、老人は有用だということ。どうして老害になるかと言うと、権力を持って居座るからです。権力はきれいに手放し、それでいて人から一目置かれる存在は必要です。チェック&バランスが利くのが、この社会のいい点ですからね。
企業に限らず社会でも、あのおじさんが目を光らせているから、こんなことをしてはまずいんじゃないかな、と考えさせる存在、たとえば大久保彦左衛門のような存在は必要なんです。

先輩は幹事、会長そして、ガバナー補佐を歴任したが、偉ぶらず今も一会員として活躍され、私が浦戸フェリーの竣工式(4月29日に延期)浦戸・貨物輸送の為の19tフェリーボートプロジェクト その1 - markdadaoの日記参加を全員に案内したところ、真っ先に「一緒に連れて行ってくれ」とのこと。尊敬できる先輩達と同じ時代を過ごせることに感謝。