markdadaoの日記

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RLI・ディスカッションリーダー研修会 Part2

昨日ホワイトイン高崎でRLI・ディスカッションリーダー研修会 Part2;が行われた。今回も2770地区の中村PGが日本支部委員として指導にあたられた。

前回のPart�と同様に3人が一つのセッションを分担してトレーニングをする。参加者24名中8名がRLIを3回受講しているが、ディスカッションリーダーとしてこの24名を養成し、実践の場に立ってもらわなければならない。RLIの受講者の経験も必要だろうが、ディスカッションリーダーとしての場数を踏むことが大事だ。
中村PGは「ロータリーを語る場を作り、感動を与えてほしい」と言う。そしてこのRLIの参加者へ「自ら考え、発言し、理解を深め、モチベーションを高めること」が目的であるとのこと。正解を求めるのではなく、考えるプロセスを大事に、また自分の考えと異なる意見で脳が刺激され、学習を高めるモチベーションの場であってほしい。そのためには参加者全員が議論に参加できる為にリードしなければならない。

知識の記憶より、考えることに重点を置くべきだと思う。本質をとらえた奉仕活動のアイデアや、奉仕活動中でのトラブルに対する処置能力が必要であるから。確かにロータリーの歴史や数値を参加者に質問し、そこから問題を定義してゆくのも方法だろうが、参加者に不要な緊張感を与えてしまう。人の意見を共感したり、たとえ反対意見であっても寛容力をもって受け止めることも大事だ。そのためにはリラックスして思考をフル回転させる環境を作ることと、それを順序立てて発言する機会を作ることがこの50分のセッションに必要なことではないだろうか?参加者がそのセッションが楽しめれば、それだけで潜在的なモチベーションが高まるはずだ。

従って、ディスカッションリーダーは一定の主題に対し、参加者全員による活発な討議が行われることを目的としなければならない。またこの50分間に集中力を高めなければならない。
それは「全員の名前を覚え、参加者全員が発言できるように、発言のない人を促し、逆に発言時間の長い人を抑制し、その時の参加者の話の流れをつかみ、それを利用しながらも主題を外さず話を盛り上げ、常に明るく肯定的に、スマイルを絶やさず、時間管理をし、45分で討論が終わるようにし、評価表のアンケートに記載する時間を残す。」

ロータリアンは概して紳士が多いので、攻撃的や討論を破壊するような人は少ないが、RLI進行中にベテランのオブザーバーがRLIそのものを否定し、討論を阻止する発言をされ困窮した事があった。しかし自分はディスカッションリーダーとして何が求められ、何を大事にしなければならないのかを瞬時に考えた。「このRLIの参加者を大事にすることと、彼らが気分良くモチベーションを高めてもらうこと」であると結論づけ、毅然とした態度でそのオブザーバーに退席を求めた。
このようなことは異例であるが、大体は皆の前で自分の意見を述べることに抵抗感のある人が多い。逆に発言したくてしょうがない人は1セッションに1〜2人いればよい方でした。中には内容を難しい言葉で並べ立てる人や、討論を無視するような人がいました。話を難しくする人には、話が終わってから簡単に「このようなことでしょうか?」と確認しました。無視する人には、ロータリーのことではなく、日常生活のことを例に質問を試みたこともありました。対策の方法はありますが、人様々ですし、決定打はありませんでした。参加者と縁があってこの場に立ち、お互いが知りえなかった新たな発見をしようと、こちらが先に己を開放することに心がけています。