markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

iPhone用対衝撃吸収保護フィルム Buff


アメリカ経由韓国製のiPhone4 or 4Sの液晶画面の保護フィルムが近々日本で発売される。
この保護フィルムのすごさは、通常引っ掻き傷や汚れ防止だけだった機能を、落下しても液晶画面を保護することにある。床がコンクリートなどでは液晶が割れることが多い。そしてその割れた液晶画面を交換するとなると高価な費用が掛かる。それをこのフィルム1枚で衝撃を吸収拡散し画面を保護できるのである。このテスト風景(上記URLをクリック)では、マグカップの底で叩いても、ハンマーでたたいてもレンガを投げつけても液晶画面が割れることなく、またiPhoneの機能に影響されることなく使用できる。

商品名はBuff。ケースに入れてを使っている人の為には前面(フロント)のみのフィルムを、保護なしで使用されている人は前面、後面と側面のフルセットが販売される。費用は未定だが、フロントだけだと千円代、フルセットだと二千円代だと思われる。
構造は一番表面が衝撃を吸収するクッション層、その下がその衝撃を拡散する層、更にその下は引っ張り強度を保つ層、そして画面に触れる層はブロック状態に接着剤が塗られており、格子の部分には接着剤が塗布されていない為、そこから余分な空気(残留気泡)が24時間で外へ流れ出る。またその接着剤は何回も貼り直しが出来る素材である。この4層で対衝撃吸収が行われている。
貼りつけは専用のカード型のヘラが付属しており、ホームボタン部から徐々に上へヘラで押し上げながら貼ることで気泡がなく、きれいに貼ることが出来る。気泡が入れば再度挑戦する。しかしゴミの付着には注意すること。
このフィルムはそもそも、銀行の窓ガラスや、貴金属店のショーケース用で、ハンマーで叩かれたり、石やレンガを放り投げられてガラスを割られるのを防ぐために開発されたものである。
携帯電話の画面の光透過率は93%と、ライバルの社の90%より更に透明度が高く、厚みも0.25mmとライバル社の0.3mmと比べ薄く、その分指によるレスポンスも早く感じる。また表面素材の性質によりグリップ感が高く、車のダッシュボードに置いて運転をしてもそう簡単に滑らない。
この素材特性により印刷が可能の為、後面の柄の印刷が可能でケースのジャケット感覚で模様が楽しめる。もちろんクリアーも販売されるので、透明で0.25㎜厚のジャケットを着せたiPhneを手に入れることが出来る。