markdadaoの日記

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旧正月の豫園近辺(在上海)

昨日の続きの最終報告。K君ありがとうございました。


昨日午前中、上海の浅草のような下町の雰囲気が残る、例の「豫園」に行ってきました。
私は上海に来てから満10年間、日本と中国を行ったり来たりしているのですが、春節の上海は初めてで、むしろ期待感がありました。
2010年に開通した地下鉄10号線の豫園駅を下車し、エスカレータで地上に出ると、人の流れを見ただけでわかるほどの集団により、豫園の方角が察知出来、すぐに到着しました。
「豫園」商店街では人がいっぱいで普通には歩けずよちよち歩き、ちょうどお昼時で、小籠包や、食べ物屋の前に列ができ、やっと通れる通路に身動きがとれず。こういうのを雑踏というのですね(体感)。
人が大勢入ったイモ洗い状態の店を覗くと、5元〜20元ぐらいの石の首飾りや腕輪、コイン入れなどの小物や、正月ものが売られていました。

「これ以上奥に入ると、出てこられなくなるぞ」と動物的な勘により、財布を気にしながら、あたりの道をくぐりぬけ、ビービーと騒音けたたましい車であふれる渋滞の道に出ました。老街の方へ向かう途中、昔懐かしい「べっ甲飴細工」を見つけました。

途中ラーメンを食べ裏道経由で駅まで戻り、早々にねぐらに帰りました。滞在時間はそれでも1時間くらいでしたか。裏道に入ると、「あれっ」と思うようなところに、宝石類の店群があったり、古物雑貨や書や絵画の店があり、豫園を少し外れると面白いところがきりがなくありそうに見受けられました。

途中見かけた外国人達は、白人系旅行者のグループが目立ちましたが、日本人は駐在とみられる夫婦が5〜6組、子供連れの家族、新婚旅行中のようなカップルも1組見かけました。

独りで来ているのは私くらいかと思ったら、カメラを持った中年の日本人らしき人も、3人くらい出会いました。そういえば、時間帯にもよるのかもしれませんが、若い日本人にはまったく出会わなかったですね。それと、日本からの観光客にも出会いませんでした(服装での判断による)。春節国慶節は日本に帰る駐在員が多いのです。

観光客のほとんどは中国人ですが、話す言葉は上海語が半分、地方語が半分といった感じでした。なぜこれがわかるかというと、中国人はどういうわけか、隣の人と話す時でも、10メートルくらい先でも十分に聞き取れるくらいの大きい声で話しますよね、だから発する音の大きさでよくわかるんです。しかし、何をしゃべっているのかはわかりませんがね。