markdadaoの日記

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旧正月の慣習(在上海)

旧正月の風景(在上海) - markdadaoの日記の上海在住の友人の報告の続きを紹介します。



春節の上海ほど、私達外国人にとってつまらないものはないね、まったく。どこのお店も、日本料理店もほとんど28日まで休み。正月は野菜も高いし、ほとんどが田舎へ帰る。新年快楽、很多很多。
街中は、とても静かで不気味なくらい。カルフール(フランスのショッピングセンター)では、元旦はすごい人だったけど、昨日はがらがら。今日も公司は20名出勤してくれて、ありがたいことに今のところ問題は没有発生で出番なし。

中国の人たちの春節の時間の過ごし方の一つに「親戚の家に集まって食事する」ことを知りました。私の住む、「花園(塀で囲まれたマンション群の意味)」にも、歩きで、自家用車やタクシーで、家族そろってお土産持参、多分料理などが入っていると袋や、贈り物が入った箱等を両手にぶら下げてやってきます。
普段、誕生日パーティーなどは付近のレストランで、大きい円テーブルを囲んでやるのでしょうが、なにせ春節なのでレストランのウエイトレス(服務員)も、田舎に帰っているので、そしてほとんどが休みということもあるので、親戚廻りなのかな。

そういえば交差点付近などや、果物屋の店先、大型花園の入り口などに特設した出店が出現し、果物や飲み物等の詰め合わせを売っています。スーパーマーケットではワイン、高級白酒、インスタントコーヒー、燻製の肉等、進物用の箱に入って準備されています。
いままで気がつかなかったけど、お歳暮やお年賀と同じような慣習が旧正月にあるのですね。宅配便などという物流システムが家庭レベルまで浸透していないのと、直接挨拶の訪問が重視されており自分で贈答品を持っていくんですね。子供づれなどの一家5人、楽しそうでいい感じの風景でみているとなごみます。
近い将来、日本のように宅配便主流になるのでしょうか?公司間では、宅配便が当たり前になってきていますが。

写真は、街で見かけた、「礼物(おみやげ、贈り物)」売り場風景。