markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

Dr. Sound 聴力サポート・ヘッドセット


先月iPhoneを交換しにキャリアの店舗で、そこのスタッフが言うには、「来店者で軽度の難聴者が1ヶ月に1人はいます」とのこと。「ボリュームを上げヘッドホーンでいつも音楽を聞いていると、耳が悪くなりますよ」とよく言われた。潜在難聴者(無自覚者)が日本では1千万人位はいるとのこと。そして、補聴器でケアをしている人は、全体の25%程度だそうだ。

最近私も年齢からくる難聴が始まったようだ。音響の悪い講演会では講演者の話がよく聞き取れないことがある。もっとも日常生活では都合の悪いことは聞こえないことが多い。これは潜在意識のなせる技だが、話が聞きたくて聞こえないのは辛い。

そこで救世主が現れた。その名はDr.Sound。普段は携帯電話とBluetoothでつながっており、電話の送受信の際に利用する。また、受信ボリュームを上げることで、そのヘッドセットについているマイクが周囲の音を拾ってくれる。更に、講演会やTVの音を拾うのに、その丸い穴がデザインされている、薄型流線形のアダプターをスピーカーや講師の机に置いておくと、耳元にBluetoothで音を飛ばすことが出来る。事前にヘッドセットとアダプターをペアリングする。そしてヘッドセットのマイクがオフになり、アダプターのマイクがオンになる。この商品はまだ日本では売られていないが、年内には販売されるだろう。価格は確定していないが2,3万円程度かもしれない。高額な補聴器から比べれば、ラフに使用できる。

私も実際に使ってみた。TVのスピーカーの傍にアダプターを置き、3mほどの位置でヘッドセットを片耳にTVを視聴する。TVの音量をいつもより下げても、良く聞こえる。もう一方の片耳からは小さな音が聞こえるのだが、慣れてくるとヘッドセットをした耳の方に音源が集中してくる。また、衝撃音は音量のレベルなどをコントロールすることで違和感が減少した。手元の説明書は英語の為、良く理解できないのだが、更にはイコライザー機能をセットすれば高音域をマイルドにすることはできそうだ。