markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

こんにゃく博物館

昼時にこんにゃく博物館たてヨコオいしい こんにゃくパーク|世界遺産富岡製糸場から車で15分を訪問。これはロータリークラブの職業奉仕委員会が職業の見識を広めるために主催した。
株式会社ヨコオデイリーフーズが経営され、場所は群馬県甘楽町の工場に併設されている。工場はこの甘楽工場と黒川工場の2つがあり、それぞれ従業員が100名と40名。
甘楽工場は平成18年に新設され、現在日産70万パックの蒟蒻を量産する工場で、主に蒟蒻としらたきを製造している。平成15年に新設した黒川工場では工数のかかる味噌田楽やところてんを主に製造をされている。
こんにゃく博物館は平成23年6月に開設以来、来館者は2万人を超えるとの事。製造部長兼こんにゃく博物館の猪谷館長の案内で入口にあるひらがなの送り仮名があるパネルと製造ラインの説明をいただいた。
最後に常時10〜15種類ある蒟蒻バイキングで昼食を摂る。1食350円と格安の為多くの来館者が食事をされていた。このほかにこんにゃく体験コースがあり、手作りで蒟蒻の粉から作る60分コースと、生芋から作る120分コースがある。
工場の屋根一面に太陽光パネルがあり、太陽光発電システムを導入しており、今日の外気温が17℃で発電量は581.6KW/hであった。それでも全工場の15%程度しか賄えないそうだ。そのほか重油などを使わずLPGを熱源として環境対策を行っている。現在関心の深いTPPによる関税撤廃の対応策を質問したのだが、「お米の方が大変でしょう」とのことで回答は得られなかった。
非関税となれば、中国や東アジアのミャンマーでは低価格で攻勢をしかける商社が出てくると思います。しかしこの工場は、ほとんど全自動の生産ラインで製造する、食品工場というよりは装置産業の様相でした。コスト対策は投資効果率と蒟蒻製品の安全と付加価値で勝負されるのかと思います。