markdadaoの日記

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富岡社会教育会館(旧東国敬神道場)





富岡市内の文化遺産に、昭和11年に建てられた富岡社会教育会館(旧東国敬神道場)がある。総檜造りで貫前神社の東側に位置する。
現市長はここを富岡市の迎賓館にしたいとの考えもある。青年会議所の時代ここに宿泊したこともあり、またさまざまなイベントでもここが使われ、思い出深い建物である。
京都の古い建物でも、その時代の贅を尽くした建物は、永い時代を生き抜く力がある。友人のエカート君は「日本では空き家が多い」と言う。そして、「ドイツでは古い建物も大事に使っている」と言う。そういう彼はお城もどきの建物を所有している。
以前、私の英語の先生の兄弟の家を訪れたことがある。そこはアメリカ東海岸の、カナダとの国境沿いにあるメイン州。森の中に住宅が点在している。若夫婦の住居はアーリーアメリカンの佇まいで味がある。中古住宅を手に入れ、自分たちでリメイクして居住している。最近は住宅バブルがはじけ、人の住まない住居があるようだが、以前は中古住宅を手に入れ、自分たちで手を入れ高く売って、もっと快適な住居を手に入れると聞いていた。
建物も生き物であり、人が入って風を通して、掃除をして磨いていればいつまでも持つのではないだろうか?今度友人の設計技師にでも聞いてみよう。

富岡市社会教育館 | 富岡市