markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

タイ・バンコクの今日

日本人が多く居住するスクインビット地区の、バンコク市内中央まで水が5Kmに迫ってきている。
外注工場が機械を防水シーリングしてしまい、出荷が止まってしまった。それでも事務所の社員が出社してくるので、彼らを残して脱出できないと、友人のY君は言う。
明後日にはこの地域も冠水するので、移動の手段が無くなり取り残されそうだ。一般車両や地下鉄は閉鎖される。現在水の来ない南部への幹線道路は、多くの脱出する車で大渋滞だそうだ。ある工業団地は排水をせず、貯水状態にして流出を止めているようです。
もし市内マンションに籠城した場合、飲料水は10日ほどはもつが、その後の供給はどうなることか?

タイ3330地区のロータリーは「100万本、ロータリー飲料水を2011年タイ洪水被災者へ」というキャンペーンを企画し、物流コストを含め4,5百万バーツ(1千万円から1.25千万円邦貨)のドネーションの呼びかけを行い始めたそうです。心配な物流も SamutprakarnとNakorn Prathomに集められ、軍隊に協力を要請し被災地へ送る計画だそうです。
周囲が飲めない水に囲まれているので、逆浸透膜浄水器を製造している友人に連絡をし予算を聞いたのですが、現地でのペットボトル1本約10円と比較しコストパフォーマンスを考えてしまいます。
飲料水は大事ですが、今後体力のない人たちの下痢やレプトスピラレプトスピラ症 - Wikipediaなどの感染症の発生が怖いです。