markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

中国の景気

中国の友人からの情報を記します。

本日、某機械メーカー(日系)の総経理が来社し、タイで冠水した機械は廃棄がする事が前提となっており、新規見積もり依頼や発注がたくさん来ているとのこと。それら発注業者はアユタヤを含め、冠水したもとの場所に戻ることは考えていないようだ。情報では、バンコクの東南の山地を考えている、と言ってました。したがってタイから出ることはないようです。
復興時期については、機械の納入日程から判断すると2012年の12月頃なので少なくても1年はかかる見込み。

当メーカーは建機も扱っており、 その建機には、衛星を利用して稼働状況を知らせるチップが埋め込んであり、そこから中国の土木、建築の様子がわかる。たしかに中国の土木建築もかなり落ちていることがわかる 。
すでに建機の受注量が3月時点で、前年度比25%落ち込んでおり、政府関係すじでは建築ブームの終焉は早くから見込んでおり、増値税減税による景気刺激策の手を打ってきている事がわかる。そしていまは、どこの自治体も資金が欠乏しており工事速度が遅くなってきている。

新築マンションの売却希望者も大勢いるが、損切りの為安く売る人がいるために、住民同士で損害賠償の裁判件数も多くなってきていると、来社に同行した上海人が言っていました。

いよいよ中国もバブル崩壊となるのか、それとも中国政府の施策でソフトランディングとなるのか。
そうした中、いま日本からでてくる企業が多いそうだ。