markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

身近な職業奉仕

当初、今日はロータリークラブの夜間例会の予定であった。そこでお客様の打ち合わせの予定をお昼にいれておいた。しかし、その後、夜間例会は1週間延期することになった。お客様のアポイントメントを変更していただくわけにもゆかず、今日の例会は欠席することとした。昼食をキャンセルするために、朝事務局へ留守番電話を入れた。
ロータリアンにとって毎週行われる定例会は、いろいろな情報を確認したり、ロータリーを学ぶ機会もあり、友人たちと語らいもあるので大事である。従って来週中には、どこかのクラブでメイキャップ(代替え出席)をする予定である。

毎週1回の例会も大事だが、ロータリアンはほとんどが職業人であり、自分の職業を通じてお客様や関係者へ毎日サービスすることが出来る。この職業を通じたサービスを、一つの理念として仕事をすることが出来るならば、結果として人々から社会の構成員として認めてもらうことができるだろう。

儲けなければ会社の存続も、関係者も生活ができなくなるし、迷惑をかけてしまう。しかし、人々の役に立つことが出来るならば、関係する人々から生かしてもらうことができる。そのように考えると、堂々と商談も仕事も進められる。

最近2つの事例がある。
1.タイの水害により、部品の供給が受けられない企業が国内にも出てきた。それをタイの工場が立ち直るまで手伝ってほしい、更には納期の余裕がないのですぐに対応してほしいとの要請。価格はタイをベースに見積をしなけれならない。断るのは簡単だが、知恵を絞って明朝までに結論を出さなければならない。
2.BluetoothのHeadsetの輸入販売の打ち合わせにお客様を訪問。それより機能の高い難聴者向けのHeadsetもプレゼンした。難聴者向けは量販店に不向きであり、金額も高いのでリスクがありすぎるとのこと。しかし私の周辺にはも聴力に障害を受け始めた人たちが3名もいる。数十万もする高額な補聴器を買うより、弊社が提案する低価格のかっこいい難聴補正Headsetを提案し、サンプルをバイヤーにおいてくることが出来た。この手の製品は通販が主流なのだが、音の良さを絵で表現できないのが辛い。

人々に喜んでもらえる商品を提供することが、ビジネスの原則だと思う。どの経営者もこの顧客サービスを念頭に入れて仕事をしているはずだ。特にロータリアンは意欲的に、仲間に励まされながら、このサービス(奉仕)が出来ることはありがたいことだ。