スティーブ・ジョブス氏の死亡と小沢一郎の初公判がニュースで流れた。
ジョブス氏の死亡に、世界中の人たちの多くが天才を失ったことに落胆したろう。しかし本人は病床で我々以上に残念に思っていたろう。ご冥福を祈る。
小沢一郎の初公判のインタビューや各党の意見を聞いて、田中角栄のロッキード事件による逮捕劇を思い出す。小沢の4億円の出どころは明白に出来ないだろうし、ロッキード事件でのロッキード社からの献金も事実であったろう。
しかし、マスコミや世論が皆で寄ってたかって叩いている様を見て、我々は冷静に事実確認を裁判に任せればいいのになと思う。
生きている者にとって、これから再び来る世界同時不況に対処するため、偶然だが日本が総額30兆円による東日本復興の景気浮揚をどう舵取るか、政府の指針を聞きたいものだ。
ロンドンのLMEによる銅相場を見ていると、ここ数年は中国の需要増で高めにて上がり下がりしていたが、この1ヶ月中国の需要の陰りから3割近く落ち込んでいる。銅は景気の先読みに使うこともできるので、欧米を発信とする世界同時不況が真実味を帯びてきた。
