markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

卓話は依頼された時から始まっている


来週はガバナーの公式訪問。その準備の為にプログラム委員長より、卓話の依頼を受け約20分間パワーポイントを使い「ガバナー公式訪問とは?」というタイトルで話をした。

しかし文字が多く、写真や映像が少ないためインパクトに欠け、RLI方式で議論にも誘ったが空回りをしてしまった。恐らく半数以上の会員は何を話していたのかわからなかっただろう。何日もかけパワーポイント作りをして、ガバナー事務所を訪問しガバナーから直接話を聞き、卓話のシュミレーションをして挑んだのだが。

ガバナーが誰で、何をする人であっても、公式訪問をして何を得るのかを知らなくても、ロータリークラブ例会で皆と会える楽しみに支障はない。それに気付いたのは、昼食から卓話までの約20分間、各テーブルでは話に盛り上がっていた時である。今日は卓話でパワーポイントのコントロールをするため、最前列で皆の顔を観れる位置に着席していた。そして各テーブルを観察していたら、不思議とそれぞれのテーブルで話をリードする会員が一人おり、またその話に呼応する会員がおり、残りの人たちが彼らの話にうなづいたり、聞き耳をたてたり、合いの手を入れたりして盛り上がっている。
長老の会員が、「喜寿の同級生と永久の別れを午前中してきた。私は後3年は何とか皆様と共に居たいが、いずれお別れをする時が来るだろう」と発言された。その話を聞き、「もし私がお別れをする時があれば、ロータリーの思い出は、きっと皆とたわいもない話をしている、このひとときであろう」と感じた。

ある義務や任務の中のひとときだからこそ、味わいがありFellowshipが熟成される。そういう意味から私の卓話も、甘味を感じさせる一振りの塩の役割を果たしたのではないか?それと、この卓話の依頼を受けてから、安藤ガバナーがロータリーに対する真摯な姿勢を知る機会を得た。それは実際に話を聞かせていただいた内容もさることながら、ガバナーの会社の社内報http://www.fg-ando.co.jp/ando-touyu/ando_ty22_aki.pdf「とうゆう」の4ページに、前半はロータリーのあらましを、後半に「ロータリーのガバナーに就任するということは大変名誉なことであり又会社の価値を高めることにも繋がります」と意義を率直に説明され、結びにロータリアンの来訪者への気遣いをお願いしておることです。
このような素晴らしい人たちと会える機会に感謝を。