韓国のBluetoothのヘッドセットメーカーWise & Blueが、リニューアルした商品を今月中旬から日本で発売する。
日本では携帯電話をかける際、ヘッドセットを利用する人は車の運転以外では極めて少ない。香港の電車の中では、殆どの乗客がヘッドセットを利用しテレビ電話をしている。勿論社内での通話の規制は無い。町を歩く人たちは、おしゃれにヘッドセットを着けて会話を楽しんでいる。
日本ではSkypeでの通話の際、ビデオ通話をしない人が多い。相手の顔を見ながら、当然自分の顔も相手に見られながらの通話には抵抗感があるのかもしれない。しかし、相手の顔を見ないでの会話と比べ、内容の信頼性（舌を出して嘘をつくことが出来ない）は確然たるものがある。
このような日本の文化の中へどれだけヘッドセットが浸透するかは不明であるが、世界各国でBluetoothのヘッドセットが使用されており、大きなトレンドを感じる。
Wise & Blue社の製品の特徴に、全てセルフチューニング機能がある。これは使用者一人一人の嗜好に合わせてベストポジションを作るイコライザー機能のようなもので、快適な音を供給してくれる。方法はほんの30秒ほどで聴覚テストのように、ヘッドセットから出て来る信号が聞こえたらボタンを押し、使用前にチューニング合わせをする。
骨伝導やステレオの機種もあり、私は車の中では骨伝導機種を使い、騒音の中でも聞こえるようにしている。最初は大きな音で耳の穴がくすぐったかったが、ボリュームを調整し今は便利に使用している。また電車での移動の際は、ステレオタイプを使用している。通常は音楽を流しっぱなしにしており、電話がかかってくると自動的に通話モードに変わり、電話が終わるとまた自動的に音楽に戻る。車内では殆どの人がコード付きのiPhonやiPodで音楽を聞いているが、Bluetoothのステレオの快適さを知って欲しい。
