markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

元IAEA事務次長 町先生

世界の核兵器の監視、不定期の査察が主な役割であるIAEA国際原子力機関)の元事務次長の町(まち)先生と、あるNPOの懇談会で隣席となりお話を聞かせていただきました。
原子力発電は国が管理するもので、北朝鮮イラクなどの世界の核査察が主な仕事だが、リビアのように隠されてしまってはどうにもならない」と。
先生の恩師はノーベル化学賞を受賞された福井謙一博士とのこと。「この間京大で3時間英語で講演をやって来たよ」と気楽に話をされる。関心の福島原発の影響をお尋ねすると、「100μシーベルトなんて、喫煙の方がリスクが高い」と言い切られる。「放射線物質は目には見えないが、測定器でわかるからまだ安心だ」と。
原子力保安院原子力安全委員会のメンバーで、IAEAや海外メディアと英語で説明できる人がほとんどいないと聞いています。町先生は先日もインドネシアで日本の原発の説明を英語でされており、現在日本にとって海外へ風評被害を覆す貴重な人材と思います。そして毎月のように海外へ出向かれ、来月は中国へ出張とのこと。
放射線の正確な情報を学ぶために、県内で御講演を依頼しました。そのためにはまず友人を介し、地元市長とのコンタクトが取れるよう依頼をいたしました。