markdadaoの日記

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外国人実習生


外国人実習生を受け入れるために、送り出し機関や関連省庁に契約書を提出しなければならない。
従前はフィリピンから研修生を受け入れていたが、昨年より日本の関連省庁の思いつき(joke)によりシステムが変わり、それに呼応してフィリピン側も研修生から労働者に身分を変更したため、関連省庁の下請け機構が機能しなくなったため、一時受け入れ組織の仕事量と費用が格段と増えたわけです。フィリピンは海外労働者の送金額が、国家予算として無視できない金額になっており、そのシステムは他国と比べ確立しております。
費用増と手続きの複雑さから、フィリピンを主に受け入れていた機関はタイやベトナムへ矛先を向けてきてます。更に中国は経済成長率が継続的に伸びており、国内での就労場所が拡大し、優秀な人材が海外に職を求めなくても良い状況になってきております。従って、中国からの労働者の質が低下してきており、中国を主に受け入れている機関も同様にタイヤベトナムへシフトしております。
契約書となると、両国の文字で取り交わすこととなり、日本人にとってタイ語ベトナム語の理解は英語や中国語と比べ雲泥の差であります。しかし受け入れ機関の責任として、将来は自力で理解をしてゆかなければならないでしょう。
中国は国内での就労の場が広がっているが、タイ・ベトナム・フィリピン等は海外に就労の場を求める事がまだまだ継続すると思います。これは国内経済を充実させる政治力の違いではないでしょうか?日本も戦前戦後は満州やブラジルそしてアジア各国へ職を求めた時代がありました。国家を運営する政治家や行政マンの力量や考え方で、その国民の幸福が翻弄されるのです。多くの人は、家族と離れ離れになり、よその国へ行って仕事をしたいとは思わないでしょう。