markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

次世代測位システム

電子地図 - markdadaoの日記で記載したGPS機能を補う電子地図がアメリカのNASAで開発され、民間に下ろされた。そして、世界のGPSはアメリカのランドサット(観測用人工衛星)により活用されていた。
そして、今日新聞発表された次世代のGPS資金面の都合により、各国の協力により実現されるとのこと。アメリカは南北アメリカとカナダを、EUはヨーロッパとアフリカを担当し、アジアは中国、インドと日本が技術的な担当候補国である。
この次世代GPSは現在の10mの公差を一挙に30cmにすることが出来、多数のランドサットを配置することにより、2次元から3次元として地形が読めるようになる。平和利用として地震や地層の変化が時系列で計測でき、精度の高い情報を提供できる。(自然災害を予期出来る)
また軍事利用をすればピンポイント攻撃も可能であり、戦略的にはとても有利に立つ。中国は人工衛星の実験を繰り返し、アメリカやEUとのパワーバランス得るため、是が非でも手に入れようとするだろう。中国での大したことではない情報 - markdadaoの日記の1.にも書いたが、すでに中国はランドサットを活用している。
しかし日本はインドと合従連合を組み、アジアの平和を維持するための制宇宙権(?)を、外交戦略として緊急に推し進めなければならない。
すでに中国海軍はシナ海から、アメリカ軍グアム基地がある太平洋に乗り出している。海と空を抑えられた日本が、いくら平和を唱えていても、世界ではその正義が伝わるかは疑問である。
このような危機感は、永田町の先生たちも感じているだろうが、対策が見えてこない。