富岡市環境課の提案で地球温暖化防止やエコエネルギー推進を目的に協議会を発足する話がある。
すでに各家庭や事業所で始めている蔦植物を窓際に張り巡らし、夏の日射しを和らげ省エネルギーを目的にグリーンカーテンを全市に広めようとする考えである。
方法は各団体から資金を得て、農業園芸課がある地元高校から朝顔、へちま、ゴーや等の苗を購入。それを市報で配布案内をして、日程を決め一斉に希望者へ地球温暖化防止運動協力の署名を得て配布する。
ラジオ等でグリーンカーテンの効果が知らされており、これら蔦植物やそれをはわせるネット等の在庫が不足している状態である。良い傾向ではあるが、全市を対象とした場合、数値で効果を計測できるようにして欲しいと要望を出した。
5万人の人口で約2万所帯あり、約3千の事業所がある。そのうちの3割を目標に参加者を集うと約7千か所。電灯の総需要数13Mwhの3割3.9Mwh、これの5％195Kwhがグリーンカーテンにより低減できると想定し、投資効果を考えるようにする。
最近省エネと称してしてLED電球に替えたとか、太陽電池パネルの発電にするとか言っているが、投資効果の回収が長期に及べば、今のブームも長続きをしない。
知恵と工夫で、投資効果率の高い省エネを実現するようにしたいものだ。
