久しぶりに広瀬川のほとりを歩く。
確か市営の駐車場の下で、20年前頃おいしい紅茶を飲ませてくれるお店があったな。
静かな休みの日で、お客さんは年配のご夫婦と女性客の3人。年配の奥さんとお店の、多分オーナーの奥様かな？ 世間話を大声でやっている。奥の女性は読書中。
とりあえずブレンドを頼む。しばらくすると、御年配夫婦が立ち去る。店内に静寂が戻る。
BGMは先ほどのJazzからメローなPopsに変わる。
トレーに保温された紅茶とミルク、ブロックの砂糖そしてお皿付きのカップとティースプーンが出された。
1杯目はストレートで飲む。確かに苦味が無いとメニューに書いてあった。2杯目はミルクを注いでみる。柔らかさを感じる。ふと見ると、カウンターの壁に「店内禁煙」とカードがかかっている。
3杯目は砂糖を2個入れてみた。また一人女性客が本を持って入る。
居心地のいいお店で、ウトウトし始めた。
丁度電話が鳴り、店を出る事にする。
表通りに出るとシャッター通りに1軒帽子屋さんがあった。中を覗き、どうも同世代のようである店主（3代目）から、薦められたキャップを購入。
実は頭が大きく帽子が苦手だったが、店主のアドバイスが良く、今夏の炎天下対策と、窓を全開で走る時期に、使う事になるだろう。
