markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

毎年、桜は満開


多賀城市のボランティアセンターから指示があり、2軒の民家と1軒の施設の片付けの依頼を受けたそうだ。
午前中、多賀城RCの横田幹事より、16日夕食の炊き出しについて電話をいただいた。電話内容は役所から、食事の内容、個数、納入時間、食事道具、現地での調理の有無等についてであった。役所は役目がら避難者の保護の為、我々が邪魔をしているのではないかと錯覚を感じるほど、色々と質問される。しかし、横田幹事の「皆はとても喜んでいる」という言葉に救われた。
避難施設では食事時には入館者数の倍ぐらい人数となるので、全員に行き渡るように同じメニューが望ましいとされている。家人と親戚、会社の人たち素人が五目酢飯を作るので、1000単位の数量は不可能である。そこで、横田幹事が100人程度の避難所と役所の仲介をしていただき、ようやく炊き出しが実現することになった。電話を切る前に、現地では今日からしばらくは断水となる事を告げられた。この事は予定していたため、飲料水と手洗い用に大小の満水にした給水タンクをトラックに積む。

偶然、ドイツ人のIgor君の日本語の先生の実家が、私たちがこれから行く多賀城市である事がわかった。海浜地帯のため住居は流され、土台だけが残っているらしい。時間がないため次回の訪問時、親戚等のために支援物資を持ってゆく事を約束した。

今日はRCの例会と理事会があった。理事会の協議事項で多賀城RCを通じ、今回の訪問で地場産品の情報を収集することとなった。富岡市で行う、5月の国際交流まつり、フリーマーケット、8月の夏祭りに多賀城市物産ブースを作り、産業振興の一助となるように販売しようとのアイデアが出た。現地が落ち着いてくれば、販売する際、多賀城RCのメンバーや市民も招待しようと話が膨らんだ。

仕事が終わり、会社の近所にある公園に行った。毎年、感動するほどの桜で満開であった。