markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

自発的行為(ボランティア)

ネパールから群馬大学放射線腫瘍科へ研修に来られている、Dr.Kさんから昨晩メールをいただき、この度の大震災に何かお手伝いをしたいとのこと。ご本人は故郷ではライオンズクラブのメンバーのため、前橋RCの本田さんのアドバイスで今朝、ライオンズクラブ国際協会 333-D地区の川崎地区ガバナー室に電話を入れてみた。事務局の方が丁寧に対応していただき、Dr.のメールを転送させていただいた。
同じく昨晩、週末に被災地救済プロジェクトに参加する私たちRCのIgor君へ、上毛新聞の記者がインタビューをしていた。「会社命令で一度ドイツへ帰り、再び単身日本へ戻り、このようなプロジェクトに参加する動機は?」と質問されたそうだ。39歳の彼はストレートに「困っている人がいたら助ける」と答えたそうだ。
先ほど、日本在住のパキスタンのカマル氏から電話あり。彼は日本から中古車を海外に送る仕事をしている。しかし今回の福島原発事故により車両の放射線測定証明を出さないと販売できないので困ったと相談の電話があった。早速計測会社5社を紹介した。彼はすでに今回の被災者救援ボランティアのために、ワゴン車1台寄贈していた。
これら日本に在住する外国人も、この度の災害に対し自分たちでできる事を、誰の指示にもよらず、志願して活動したり、しようとしている。私の周辺の日本人の中に、これらの活動協力を「急な事だから、何も出来ない」と言う人がいる。そういう人には「今度、災害の日が事前に分かったら、協力してね」と言う事にしている。
昨日多賀城市から帰って来た、第3班の市役所職員に最新情報を聞きに行った。なぜなら今回のプロジェクト参加の25人が、無事に富岡に戻れるように、怠りなく事前準備をしておきたかったからである。最期に雲水的風貌の固定資産税課の大日向さんに、参加はどのようにされたのか質問をした。なんと上司からの命令でもなく、全員が志願であった。そして中越地震岡谷市水害援助に参加した人達も多いとのこと。富岡市役所の名刺も持っていない、若手職員が頼もしく思えた。14日には市長も義捐金と救援物資をもって現地へ赴くとのこと。
家人たちも、150食の五目酢飯を作ると張り切っている。会社では社員が先週末休みを利用し、福島の知人を見舞いに行き、福島産のリンゴを持って来た。1個100円で販売したら、あっという間に売り切れた。