markdadaoの日記

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私たちの町の統一地方選

震災による救援活動のさなか、統一地方選の実施について当初論議されたが、こういう時にこそ信を問うとして実施されることとなった。
しかし、西日本以西は計画停電もなく、ガソリンスタンドの行列もなく、防災グッズ程度が品薄になっているだけで、危機意識の温度差はかなりある。ましてや民主党からの政権奪還を窺う、野党自民党は是非実施したいと思うのだろう。ただ論点は災害対策に向かい、与野党間の見苦しい舌戦はタブーとなろう。
私たち富岡市では選挙に突入しても、与野党間や候補者間での具体的な論争テーマに乏しく、それが投票率の低下につながる恐れがある。
4月1日公示の県議会選挙では過去4回の平均投票率は69%であった。定数1名に対し現職1名、新人3名の合計4名の戦いとなるため、投票率低下は60%程度で収まるかもしれない。
有権者数が約43,000人あり、投票率を60%と想定すると投票者総数は25,800人。これを候補者4人で割ると6,450票。自民党現職の今井氏は前回10,386票を得ており、4年間の実績のマイナス要因があったとしても8,000票は死守するだろう。同じく自民党の元市議会議長の大手氏は元市長の支援を得て8,000票確保を目標とするだろう。下山氏には民主党の推薦がアゲインストの風にならなければいいのだが、苦戦はするだろう。無所属で選挙経験の無い矢野氏は、今までの政治に冷めている無党派層や若者の票をどれだけ掘り起こしが出来るかにより、選挙を混戦化へ向かわせるだろう。
従来群馬県は東高西低と言われ、製造業の活発な富士重工業のある太田市や、三洋電機のある大泉周辺が発展していた。しかし3.11以降経済構造が変わり、自然が残る群馬の西端へIT企業等を誘致することで、県行政に対しITを活用した付加価値の高いビジネスを定着させる働きを県会議員に期待する。