markdadaoの日記

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被災者救済支援

ロータリークラブの定例会で、東日本大地震の支援対策について全員で協議した。
最初に、会員で市会議員の高橋君から富岡市の支援状況の報告。現在4900万円の義捐金集まり、物資は被災地からは毛布が足りないとの報告を受けた。

次に、私がパワーポイントで「地区ガバナーからの要請事項」、「田中毅PDGからの震災援助金の送付方法」、「義捐金に対するお願い」、「元メンバーのドイツのエカート君及び社命で帰国したIgor君のメッセージの紹介」、「国際ロータリーからの援助の手」、「地区内パストガバナーからの提案」を報告した。

テーブル毎にグループリーダーのもとで「今、私たちがやれること」、「長期的に私たちがやらなければならないこと」を話し合う。
終了後、各テーブルからの報告を受け、最後に会長が協議のまとめを行い、次回の理事会に反映することとなった。ただし義捐金については、例会前の緊急理事会で、本日より開始することの了承を得、実施した。

それぞれの話し合いの中で、義捐金の記名、無記名の論議があった。それは好意に名を現さないという、陰徳の心による無記名の主張なのか? しかし記名にすることで、突然の義捐金募金ではあったが1日で16万円弱集まった。
また、あまりにも自粛を行うことで町の飲食店が低迷することとなり、食材納入者や農業従事者へも波及されることを懸念する声もあった。当面の義捐金に関しては協力をするが、自粛しすぎると、地域経済へ影響を与えないようにとの意見もあった。
長期的な支援策として、もし富岡市に避難されて来られた方たちへ直接資金等の援助をする、との意見もあった。10人10色ではないが、色々な意見の根底にある、その観点に興味を感じる。

今までの日本のロータリーは、世界への支援が多かったが、これからしばらくは国内への社会奉仕活動が主体となろう。そのための全員での本日の協議会は、皆で意見を出し合い、問題を考える良い機会であったかもしれない。