markdadaoの日記

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日本動物愛護協会


ロータリークラブは毎例会で、卓話を聞いたり討論したりして、教養と見識を深めるため自己研鑽している。
本日は、yNPO–@lz“ú–{“®•¨ˆ¤Œì•ŸŽƒ‹¦‰ï@‚èƒAƒjƒ}ƒ‹ƒ‰ƒ“ƒhから支部長の石井文子様の卓話をいただいた。
「動物と人が共に仲良く暮らせる社会をめざして」というキャッチフレーズで主に、捨て犬の里親探しをしているとのこと。すでに6,000匹の里親がある。
石井様は犬の面倒を見ている経験より、「100尽くせば、120返ってくるのが動物である」と冒頭話された。ロータリークラブの標語の一つに「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」とあるが、経験者に理解できる共通の内容であろう。
衝撃的な事は、捨て犬の処分の実態であった。

群馬県には11か所の保健所があり、各地の捨て犬がそこへ集められる。そして沼田にある動物管理センターと言う処分場へ毎週火曜日に、各保健所から約7時間かけ捨て犬が連れてこられる。
実態はトラックに乗った長さ1.5m、幅1m程度のコンテナへ、三脚で上りその上部から犬を落とす。その狭いコンテナに47匹の生きた犬が投げ込まれ、中は38℃から40℃程度の暑さとなり、その動物管理センターへ連れてこられる。コンテナの扉を開けると一斉に犬が飛び出し、暑さのために床に溜まっているわずかな水を我先に舐め、わずか2分で全てガス室へ追いやられる。20分かけ、断末魔の苦しみの中で最期を迎える。そこでは年間5,000匹が処分される。処分の効率化のためか、動物は2度焼きをし灰にする。
約8割が首輪をつけてあるが、鑑札は外されている。全てではないだろうが、愛玩用の犬の末路である。
犬の死因の1番は癌である。ほとんどはストレスが原因で、意思疎通が出来ないため末期癌で知ることになる。また、避妊や去勢手術は6カ月以内に施して欲しい。なぜなら大きくなると手術の苦しみが長くなる。
動物愛護協会では捨て犬の健康を回復させ、育成してから新しい飼い主へ渡すようにしている。協会では年会費3,000円で賛助会員を募集しており、法人会員も受け付けている。連絡先は電話027-345-6331,FAX027-345-6332。

私も小学校低学年の時、飼い犬が不治の病気となり、父の車で保健所へ犬を連れて行った記憶がある。家族が出来、飼い犬が老死した時、子供たちと斎場で火葬し、自宅の庭へ埋葬した。
発展途上国では、貧困のため親が子供を捨てることもあり、Casa Miani少年孤児院 - markdadaoの日記のように信仰心で彼らを擁護している人たちがいる。その活動を支援するため、5月には現場へ私たちロータリアンが再度訪問する。