markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

私のボランティア

家族と会社の社員の生活を守り、盤石な状況を確立してから社会貢献、と言うのが一般に考えられる積み上げ型のボランティア活動。
私は周囲の人たちを守る努力を続けながらも、その一部の時間を社会貢献に割く、時間をラップしたボランティア活動。
このやり方では、全て中途半端になると人は言う。でも全てが上手くいってからのボランティア活動では、もしかすると間に合わないかもしれない。
池波正太郎の母親は母子家庭で、一生懸命働いては子を育てたが、その少ない所得の中から町のお祭りには寄進をしたとのこと。それは地域に住む住民としての当然の行為だと考えていたのだろう。
自分の人生の中で、無償の施しを受けた者として、もらいっぱなしでは気が引ける。かと言って支援してくれた人たちは、すでにこの世にいない。
しかし全世界の困っている人に手を差し伸べるには無理がある。そこで私は出会いを大事にすることに気付いた。それぞれ各人が出会いの中で、それぞれが手を差し伸べることにより、救われる人がいる。
そして気付いた人から始めればいいのだと。