markdadaoの日記

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応仁の乱に学ぶ

未来を知る - markdadaoの日記にて「これからの経済を知る手掛かりとして、応仁の乱を参考に」とのことであった。
応仁の乱は11年に及ぶ全土に及ぶ内戦で、旧来の荘園制度が崩壊し守護大名が没落、そして将軍も没落した。台頭してきたのは国人(こくじん)という武士たちで、その後戦国大名が地方の自治を執ることになった。そして都(京都)が消失し、都を離れた公家や民衆が京都文化を地方へ浸透させる結果となった。
現代に目を向けると、国政の与党民主党と代表野党自民党の大局観の無い、稚拙な争いに愛憎を尽かした国民は、地方自治に関心を向け東京からの離脱を計っているように思える。実際、地方自治体の知事等の発言、行動の情報が全国に伝わる時代となってきている。
応仁の乱の中央政権のリーダーシップ欠落により、政治経済の基盤は各地方から確立されていくかもしれない。
具体的な経済の未来を、応仁の乱に学ぶことはまだ勉強不足だが、経済発展の機会は国内ではなく確実に海外に向いてきている。今日もある客先から、インドに新しく支店を出すので、アウトーアウト(国外間)でビジネスが出来ないかと連絡があった。また、今朝の日経新聞では多くの大手企業の収益先は、国内から国外へ転換しているとの記事があった。
地方企業も海外と関連をもって、ビジネスを伸ばす時代に入っているのかな?