ベトナムから外国人研修生送り出し機関のLeさんが来日した。彼は元交通運輸省の企業が民営化された組織の中の、日本センター・ホーチミンの所長であり、多くの研修生を日本に送り込んでいる。そして彼自身も日本からの帰国研修生である。
この組織は日本人教師３人（女性２名・男性１名）とベトナム人教師３名（日本語検定２級レベル）がおり、教科書は「新日本語」を使用している。
私たちは日本語で選抜面接できる研修生の用意を依頼した。３月ごろには面接にベトナムを訪問することになるだろう。
研修生は帰国後、元の職場には４割程度しか戻らず、日系企業への就職が多いようだ。給与もワーカーが月給90万ドン（約7,500円）のところ、日本語スキルを生かし150万ドン（12,500円）となるようだ。従って、日本での日本語学習は途絶えることが無いと思われる。
