markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

富岡市の未来計画案

以前も町中公衆無線LAN? - markdadaoの日記で書いたように、5万人の市内は全て無料のWi-Fi環境を作ることで、町のポテンシャルが上がると考える。
せっかく市内は光通信がつながっているのに、各戸内は契約料金が高いので設置が限定されている。もし市の戦略と負担で、各家庭、企業内の通信インフラを無料にできれば色々な事が出来る。
具体的には市内にあるドイツ・ボッシュの社屋が来年には中国へ移動し空く。ここを全国にあるIT各社のインキュベーターとして誘致要請する。勿論ネットフリーが市からのサービスなのである。
条件として、快適で未来に順応できる生活空間を提案してもらう事。例えば以下の通り。

1.市内在住の生活購買物流システムを構築する。条件は商品の価格・品質が地域の相場としてNo.1であるものを速やかに供給できるデリバリーシステム。エントリーしてもらった待ちのタクシーや空いている自家用、商用車を活用し、カーナビゲーションによる合理的な各ユーザーへの納品管理。町から離れたところのお年より家庭は、重たいお米や生鮮食品が要求すれば毎日手に入れられることになる。
2.核家族の距離を、つけっぱなしSkypeで都会に出て行った息子夫婦が年老いた両親を近づけ、安否確認を出来るようにする。
3.富岡総合病院や医院の先生と各家庭の通信ツールで健康管理や、緊急医療のケアーを行うシステムを構築。
4.各学校の生徒にiPad等の通信ツールを無償供与し、授業や宿題に対応する。その環境下で小学生の子供へ無償相談及びテクニカルアドバイスを行うことで、彼らの10年後が楽しみである。
5.商店は市民の購買要求を予知するシステムを構築、検索し、日本中からベスト商品を集め供給する。
6.市内にいればSkype電話等を活用し、電話料はタダにする。
7.旧官営製糸場に来る見学者に対し、場内外での魅力的な散策ゲームなどを構築し、リピーターを作る。

これらのシステムが出来るようになれば、これを富岡モデルとして他市へシステムを販売をする。受注元は市でインキュベーターのIT企業へアウトソーシングし共に利益を得る。この利益で市民税を別な形で還付した市民サービスをする。今すぐ始めれば、当然世界にも発信することができるはずだ。
富岡市は構造物の投資や大がかりな土木開発をせず、その市予算を通信インフラに投資することで、里山などの自然が維持できて住みやすい町が出来る。東京まで1時間、地方都市の高崎まで30分の町は生活をするのに丁度良い。
富岡市は140年前、日本の近代化産業を官営製糸場と言う形で発信した歴史があり、この計画は日本の100年先の未来に向けて一歩を踏み出す象徴となろう。今の子供たちに将来を託すSKILをプレゼントすることで。