markdadaoの日記

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富岡青年会議所例会


富岡青年会議所(JC)の通常例会が午後7時から開催された。富岡JCはOBを例会に招聘して「OB一言」という時間を設けている。そこへ今回は招聘を受け久しぶりに例会へ出席をした。
例会事業のテーマは「富岡夏まつりを考える」であった。この夏まつりの前身である「シルクデー」の生い立ちから現在までの流れ、富岡夏まつりへの変更理由などがプレゼンされ、最後に理事長と次年度理事長によるパネルディスカッション及びフロアーからの意見交換であった。
率直な感想は24年前始まったシルクデーは「旧富岡官営製糸場に入り、歴史的文化遺産を内外の人に知ってもらい、町づくりに貢献する」という目的があった。しかし時代が「重要文化財」「ユネスコ世界遺産への暫定リスト入り」となり、安易に青年会議所が主催するイベントを製糸場内で開催出来なくなった。それと衰退している町のイベントである七夕祭りと盆踊りを、シルクデーとジョイントさせ別なイベントへ昇華しようとする動きがあった。
現在その環境の変化に対処する判断に迫られた、富岡JC内の議論の場である例会のようであった。20歳から40歳までの組織であるから、純粋な若者の意見から、かたや思慮を深めた大人の意見など様々であった。
このように自分たちの問題をみんなで協議することは、大事でありほほえましくも思った。が、一度きりない青春時代を我慢して不燃焼させたくない、OBとしての親心もあった。
そこでOB一言で、その親心が湧き出してしまった。言いたかったことは下記の内容だが、多少違う発言内容ではあった。

この世界遺産登録にエントリーしているのはレンガの建物ではなく、江戸から明治に入り日本の産業革命を起こした象徴工場であり、今日の日本の発展の礎としての価値である。
例えばこれから50年先を見据え、第2の日本の産業革命の発信地として事業戦略を構築すべき。
例えば皆がインターネットを楽しみ享受しているならば、IT産業を誘致できるインフラ(町中Wi-Fi環境など)を整備。JCの若い頭でITを活用した新しい生活・教育・ビジネスを試してみる。そして大手IT企業にアプローチする。
次に文化庁や関係行政機関に何度でも赴き、製糸場内でのイベントの許可を受けるために知恵を出す。例えば文化庁若手職員との懇談会やその長を招聘しての講演会等で巻きこむ。
一度きりない人生、若いエネルギーで決して諦めることなく思いを達成してください。