markdadaoの日記

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高山良二「人生をかけて小さな村を守る男の物語」


http://www.joining-heart.org主催、沼田ロータリークラブが協賛して表題の講演会が11月13日群馬県みなかみ町で開催された。2000円の会費で約300人弱が集まった。私たち富岡中央ロータリークラブからも私を含め5人で参加。
タイトル副題の「苦悩と挫折の日々」の通り、すさまじい努力を行っている方であった。感動し高山良二氏の著書「地雷処理という仕事」を購入し、その場で表紙裏にサインをいただいた。


愛媛県のご出身で、現在NPO日本地雷処理を支援する会(認定特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会JMAS)に所属されている。略歴は36年間自衛隊に勤務され、カンボジアPKOに参加し退官後JMASに参加。現在はカンボジアバッタンバン州で地雷処理及び村の再生に取り組んでいる。

前日の12日に成田へ到着し、NHKの取材を受けた後、翌日みなかみ入りをして来月早々また現地へ戻るとのこと。
内容の重さに比して坦々とした口調で講演を進め、また握手をした際も優しい方とお見受けしたが、現場では自衛隊調でかなり厳しい方だとのことである。これは今回の講演招聘実現に寄与した、友人のみなかみ町議会議員の前田君(写真左下)の感想である。
しかし、村人のデマイナー(地雷を撤去する人)が作業中の事故により7名が亡くなられたところでは、「今でも駄目なんです」と声を詰まらせておりました。地元では「ター」と呼ばれ、おじいさんと言う意味だそうだ。
(写真下:NPOジョイニングハート代表の小野里理香さん)


講演はパワーポイントで進められた。この感動を皆に伝えたく小野里さんへ許可をもらいブログへしばらく連載をします。(続く)