markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

成田空港で


炭素繊維による水質改善の実験事業をフィリピンで一昨年より始めた。しかしロータリー年度の今年度より役が外れ、成果が中途となっており気がかりであった。これはこの事業を応援していただいた多くの人達へ、何らかの結果を報告を出すために、お盆休みを利用し現地訪問をすることとした。
朝のフライトは睡眠不足になるため、体調維持を考え夕方便を選ぶ。夕方の首都高から見えるスカイタワーは基礎を固め、これから更に天空へと伸長工事が行われていた。
お盆休みではあったが、道路の混雑もなくまた空港内も人がそれほど多くはいなかった。

最近は機内食が(JALの経営状態と比例してか?)美味しくないので、空港で早めの夕食を摂ることとした。空港内レストランは大体価格設定が高めであり、まるで観光地価格である。家賃が高いとこのように原価に反映してしまうのか。サテライトにある搭乗口のため、早めにそこへ渡りそこで食べる所を探した。850円の貝汁とおにぎりセットを見つけた。ここはお味噌専門のレストランであり、この味噌汁がとっても美味しく、また来たいお店となった。
空港へ来ると本屋さんを必ず覗く。今回は自分にとって大きな収穫があった。それは2006年初版の「怒らないこと」著者はAlubomulle Sumanasara、スリランカ仏教界の長老だそうだ。
これらブログ内でも社会に対しいつも怒っている自分がいる。周囲で我慢している人に迷惑をかけながら、言葉で発散しているのでストレスは残らないと思うが、内心なんとかせねばと反省をしていた。まして、今日から発展途上国へ行くので、現地の対応に苛々することが多いのでタイムリーな本の出会いであった。内容は「怒り」が生まれると「喜び」を失うということ。機内で読もうとしたが、映画に引き込まれ半分しか読めなかった。