markdadaoの日記

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ディスカッション・リーダー研修会


前橋の本田さんに誘われ「埼玉グランドホテル本庄」でロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)のディスカッション・リーダー(DL)研修会へ参加した。(略RLI=Rotary Leadership Institute)
RI2770地区の中村靖治PGが講師として指導にあたられた。全体の司会は地区研修委員長の浅田様。そして書記に2770地区RLI研究会委員の布施様。
ロータリー制定案、決議案やロータリー財団、米山奨学会、会員増強などの討議事例をもとにDLの方法及びテクニックなどを指導された。
約20人の参加者をコの字にレイアウトされた机配置の中央で、有り余る豊富な知識を背景に矢継ぎ早に質問を我々に投げかける。時には参加者が2人1組で意見を言わせたり、教本を音読させたりでとても居眠りをしている暇はない。
途中マナーモードにしてあった携帯電話に連絡があり、机の下で確認をしていたら即座に「あなたはこの問題にどう考えますか?」と質問をされた。
興味のあった内容のみ箇条書きで記す。
1)このRLIは日本全国共通でセミナーが行われる。このような多地区合同奉仕プログラムは他に米山奨学会がある。
2)今回の制定案で出席免除の条件として、年齢が65歳以上が追記された。
3)今回の制定案で4大奉仕に新世代奉仕が追加され5大奉仕となった。なぜならばロータリー事業の約8割は青少年のためのプログラムである。
4)今回の決議案でフランスが、クラブ内に「研修・リーダーシップ委員会の設置」を上程した。
5)北海道から出された「決議23-34の第1項を、奉仕の哲学として使用する」決議案が採択された。
6)e-Clubが各地区2つ作ることが可能となった。これは対面が出来るクラブではなく日本には馴染みずらいが、アフリカなど国境を越えた広範囲な地区が形成されているので、必然的に発生した。この事実は一つのロータリーの潮流として理解する。
7)クラブの直前会長は役員とする。今までは明文化されていなかったが、理事会の構成員であった。
8)Facilitatorを進行係、Strategic Planninng Committeeを長期計画委員会と訳さず戦略会議とする。(南園儀一PG)
9)日本ではRoary Cordinatorを3名とその各ゾーン・アシスタント各3,4名が設置された。因みに本日のセミナーに参加いただいた我が2840地区の曽我PGは第1ゾーン・アシスタントです。
10)DLのテクニック:指名する際、指でささず「いかがですか」と手のひらを上に向けて傍に寄る。/成るべく背中を見せない。/Facilitatorは喋らず参加者を喋らさせる。/話をさせるタイミングと話を止めるタイミングの難しさ。なぜなら話を中断させるなと言われており、その場合は傍へ寄り時計を見るなどする。/3つの指針、「笑顔で接し、話す相手にうなずき尊重、マイナスの表現をしない」。/セッションの目的を明確に説明し、ありがとうで終わる。/読ませることで参加させることとなる。/気配りも大事、たとえば遅れてきた参加者には多く発言または読んでいただき遅刻の負い目をほぐす。
11)セッション後、参加者が疑問、興味案件を自ら調べるというモチベーションを上げることも目的の一つ。
12)DLは「ロータリーは素晴らしい」という熱意をもった目でセッションに望む。

本日の講師である中村靖治PGが私たちRID2840の会長代理で来られるとのこと。10月が楽しみである。