markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

京の観光地商売あれこれ

市内観光で京阪バスに乗車。ガイドさんが上手いことを言った。各観光地を回り、集合の際もし遅れた場合はバスは出てしまうと言うところ「お客様がこの場所を大変気に入ったと考え、待つことなく予定時間にバスは発車させていただきます」。
同じことを言うにも、お客様の立場に立った商売の逆手を取った言い方だ。






嵐山から天龍寺にゆく道すがら、お茶の販売店がある。無料でお茶を配っているが、その小さなプラスチックのコップを店の中に戻してくださいとのこと。戻すためにはどうしても店の中の商品を見ることになる。まったく上手いお客の誘導の仕方だ。


手描友禅工房「久利匠」はメインストリートから20mほど奥にクラフト工房があり、入場料100円とのこと。お金を取るだけの内容があるのかと思ったが、誰もいないので興味持ち支払った。
まず、外に座っている舞妓さんとツーショット。工房に入り観光用の手描きを見る。奥へ入ると地図を渡され、更にそこから外へ出て2つ曲がり角を進んだ先の一般住宅街にある本工房に辿り着く。表通りからここの本工房までは観光に来た人は到底見つけられない。従って2段階で客を誘導する。クラフト工房を見ただけでは高々100円ではあるが、物足りないので奥まで誘導されてしまうお客の心理を掴んでいる。