markdadaoの日記

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かぶら子ども相談室

学校や家庭で問題や不適応を起こしている子供たちを指導し、またその親等に啓発援助をして問題解決し、子供の自己実現の手助けをしている、ボランティアグループの「かぶら子ども相談室」が富岡市内にある。
平成4年にスタッフ6名で開設され、全員が退職教諭であり、相談員の有資格者である。当時の教育長澤田氏の英断により、平成7年市の研修センターの毎週月曜日を終日使用できることになった。
看板は故澤田氏が病床での筆耕、残念ながら開所式には亡くなられている。多くの子どもやその家族が心の救いを求め、主に不登校、引きこもりの子どもたちの心の病を、スタッフの皆さんの努力で心を開き、そして親身な指導で問題の解決を計っている。秘守と慎重な言葉の対応により多くの命を救っているということである。






某市会議員が月曜日でなく、土日に開設しろと言ってきたが、予算化ができずその後は連絡がないそうだ。市の予算もこの6名のスタッフに資金を用立てることができないようで、私たち富岡中央ロータリークラブが10数年間、毎年寄付をさせていただいている。
先進国では食料などの飢餓ではなく、心の飢餓が問題となっている。最近はうつ病心の風邪と称して市民権をえている。これからは子どもたちだけではなく、大人も心の病と直面することが増えるだろう。市行政へ私たちが草の根運動と市会議員への働き掛けを行い、この6名のスタッフ(できれば後継者も)の費用のねん出ができないだろうか?
右上の写真は左から黒澤、樋口、高橋、坂本、滝上、今井先生方と富岡中央ロータリークラブの矢野会長。後ろには多くの教材が整理整頓されている。左中央の写真は私たちの資金で購入されたノートパソコン。左下は2階にある卓球台。たとえばこの卓球台で遊びながら上手になり、学校のクラスで得意となり自信を回復する子がいるとのこと。またこの2階から山や川を眺め、話をしながら心を開いてもらうこともある。1階には箱庭のような砂場があり、砂遊びをしながらその子の心理を読み、対処することもある。