markdadaoの日記

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仏教


12月21日の認知症 - markdadaoの日記に記載しましたおばあちゃんの49日が法要されました。その栖雲寺の和尚さんの説教はわかりやすく話をしてもらえるのですが、話が止まらなくなるので時々今日は何の法要だったか忘れてしまいます。
今日は「亡くなられてから49日間、毎日お線香を煙がたくさん出ればいいと思わず、香りのいいのを1本でいいから炊くように。」と話され「食香」の話をされた。
供養とは「亡くなられた方のみならず、自分の体内にある仏様にも供養する意味がある」と。これは頭でわかっても、まだ体得できない。
故人の関係者が集まって冥福を祈るのはどういう意味かと思う事がある。人々が集まらなくても、お坊さんに念仏を唱えていただかなくても、独りで個人に対し冥福を祈ることはできるし、むしろ日常生活ではその機会が多い。
多分これから死に直面してくるので死生観も変わるとは思うが、今は「もし自分が死んだ時、このようにたくさんの人が集まってくれて、自分の死に対し冥福を祈ってもらいたい」と願うからと言えば、人間の尊厳にかかわる問題発言となるかな。しかしたまにアーティストがその人のピーク時に命を絶つ事は、永遠の衆目を願っていると聞いたことがある。
納骨に際し、和尚さんが色々と指示をされ滞りなく法要が終了し、場所を変え昼食となった。和尚さんに今日の説教の内容について、2,3質問させていただいた。
お釈迦さまが苦行の末、悟りができないことを知り沐浴している際、スジャータから乳糜(ニュービ)をもらった経緯は事実であろうが、お釈迦さまが没した後は各弟子たちが教えを文字にしたり、インドから中国、朝鮮そして日本に伝来した時に、色々と創作されたものであるとのこと。従って矛盾が発生すると更に創作がされる。そして当人のお釈迦様は、理論ではなく極めて直感で判断していたとのこと。
インドは仏教の聖地であるが、現在のインドでの仏教徒は総人口の約3%である。これからは東洋文化の時代と言われているので、計算方法にばらつきがあるかもしれないが、世界の中で仏教徒の総人口に占める割合の多い国を羅列してみた。
ブータン(75%)・ビルマ(90%)・カンボジア(95%)・ 中国(80%)・香港(90%)・日本(96%)・北朝鮮(64%)・韓国(50%)・マカオ(85%)・モンゴル(94%)・シンガポール(61%)・スリランカ(70%)・台湾(93%)・タイ(95%)・ベトナム(85%)合計世界の22%だそうだ。これらの国の国民の心が中心となり、将来の世界を救うことになるのか?