markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

日本の将来とその対策 その1

ロータリーのクラブ例会で毎年、会員のNさんが経済講話をしていただく。
不況の元凶として欧米思想と東洋思想の転換期を迎えているとのこと。村山節先生の「文明法則史学」では800年説があり、国家レベルでは300年周期がある。その入り口と出口が約50年でその間が200年。今年は入口から約30年ぐらい経っている。この説はインドのラビパトラ教授と同じである。
欧米思想が資本主義で東洋思想が精神主義である。これからは東洋哲学を身に付けた50歳以下の、過去にとらわれない考えの人たちの時代である。
ケインズ理論の実践国であった日本の発展を、1955年には総中産階級が世界で初めて実現すると予想されていた。しかしそれは今や過去の夢となった。
25〜30年前より徐々にその富が減少してきた。そしてこれからは陰の極へと時間をかけて向かうことになる。日本はアメリカと戦争と経済戦争で負けたが、アメリカに擁護されてきた。しかし今回アメリカは日本を捨てた。それはアメリカのある力で民主党の小沢氏を葬ることになる。(過去に田中角栄がアメリカに反旗を翻し、原子力発電に使うウラン鉱石の採掘権を独自で確保したり、中国との接近でアメリカはロッキード問題で政治世界から葬ったと考えられる。師匠ともにアメリカからのプロパガンダに世論が踊らされてしまう因果だと思う。)
2017年までは米中蜂蜜関係が続くが、それ以降2020年からアメリカは東洋に背を向けヨーロッパと友好を深める。
中国は2020年に大変化が起きるので、工場を進出した企業などは2018年には中国から撤退しなければならない。詳細は2〜3年後にはわかる。
日本は中産階級が没落し、上流は10%、中流は25%、下流階級が65%を占める。この上流階級は時代がどう変わろうが財産の心配はない。下流階級は1世帯年収200万円程度となる。従って約3割が良い暮らしをし、残り7割が厳しい暮らしが待っている。(続く)