markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

揚州までのあれこれ








朝の交通渋滞を避けるために、6時に上海を出発(写真)。中国人の通訳に頼んでおいた貸し切りタクシーは、古くもなければ新しくもないとのこと。昔、北京ー天津間で底に穴のあるタクシーで寒い思いをしたので、くれぐれも寒いタクシーでないことを頼んでおいた。寒ければヒーターを強くしてもらえばいいと言っていたが、彼らは寒さに強いので、真冬でも窓を開けるくらいだ。
案の定ドアのパッキングがはがれ高速で走るほど、冷たい隙間風が吹き込む(写真)。ヒーターはさほど効いてない。我々の吐く息で窓ガラスが曇る。昨日は温かったのでズボン下は履かないできたことを悔やむ。オーバーで足元を包むと肩が寒い。
中国では天津ー北京間が1時間半ぐらいなのに、タクシーの運転手はよその町の地理は全く知らない。このようなお客がいないからだろう。今日も運転手さんは高速道路の分岐点を間違えた。間違いが気づき、時間を挽回するためにタイヤが外れるぐらい飛ばし始めた。ホイルは鉄線で縛っている(写真)。靴を通して足が氷の中で固まりそうになる。1足分しかないホカロンを靴下の上に巻く。悪くない。
寒いんでトイレが近くなり、その都度サービスエリアで休憩。運転手さんは公安委員会を見つけては道を聞いている。本当に5時間で目的地に着くのか心配になる。
突然、目的地の看板が見えた。なんだかこれだけで一日の目的が終わったようであった。