markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

COP15,第15回締約国会議(Conference of Parties) 

財産がある老人たちと、お金はないが未来がある若者たちが同じ船に乗っていたが、食料が底をついてきたのでお互いに文句を言っているように見えます。
EU、アメリカそして日本は「食料が足りなくなってきたのだから、若いからってたくさん食うなよ」と言うのですが、インドや中国は「年寄りたちは若い時たくさん食べてきて、今食料が無くなってきたのだから、我々にたくさん食べるなと言うのはずるい」と言う。
COP15で言われている「共通だが差異ある責任」の堅持とは、お互い人間だからお腹が空くのはわかるけど、老人の経験と若者の勇気でこの問題を解決しようと言ってます。
お互い事の重大さはわかっているようですが、環境問題の解決と経済活動が反比例になっているので困窮しているのです。製造業の世界では品質を良くすることが利益につながる、という方程式があります。ロータリークラブでは4つのテストという標語があり、倫理観を守って破たんする企業を救った事例があります。
4つのテスト(1.真実かどうか:2.みんなに公平か:3.好意と友情を深めるか:4.みんなのためになるかどうか)
年寄りと若者が助け合って航海ができるように、お互いが納得しなければならない新たなルールを作るのが人類の知恵です。