markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

色のない絵


地元の国際交流協会よりフィリピンの小中学生と交流絵画を行いたいとのこと。
国際交流のお役にたてればと、即刻メールを返信し概況を確認する。市内17校へ最低2枚以上、合計34枚以上の絵を確保することになった。特にテーマはないとのこと。来年2月には展示したいとのことでした。
概況がわかったので、フィリピンへ連絡を取りました。私たちがNPOで中古自転車の供与を行っている、そのルートで学校側と交渉できるか確認をしました。
この自転車は田舎の公立小学校を主体に、お金の余裕のない家庭の、通学に不便な子供たちへ寄贈しているものです。従って絵画の交流といっても、彼らは色鉛筆もクレヨンもないので、鉛筆でしか絵が描けないとのことでした。お金持ちの子供が通う、都会の私立の小学校は勿論色のある絵を描けるのですが。この国は経済が2極化しております。
クレヨンを寄贈して、色のついた絵を送ってもらうことも話題となりました。しかし色のついていない絵を日本の小中学生に見てもらい、理由を説明することも意義があるのではと思います。
上の絵は自転車寄贈のお礼として寄せ書きを、現地の子供たちからいただいたものです。