markdadaoの日記

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マキアヴェッリ語録と外交

一国の国力を計る方法の一つは、その国と近隣諸国との間に、どのような関係が成り立っているかを見ることである。もしも近隣の諸国が、友好関係を保ちたいがために貢納してくれるようならば、その国は強国と言えよう。反対に、それらの国々に対し金銭をもって援助する関係である場合は、その国家の国力は弱い。
これは強力な軍事力が備わっていないことが、一つの原因であるとのこと。ODAをばらまき、友好関係を買おうとしている国はどこか?


自国を大国にしたいと思うものは、あらゆる手段を用いて人口の流入を計ることを忘れてはならない。なぜなら、豊かな人口なしに大国になることはできないからである。移住したいと思う外国人には門戸を開放し、彼らが安全に住みよく生きられるよう、環境を整える。
外国人を介護士や研修生として受け入れていながら、日本語のわかる日本人ですら5割の合格率の難関試験を、日常使わない日本語を含んだ試験で1回の機会しか与えず、3,4年の期間で不合格ならば帰国させ、同一人物は二度と入国させない。まさに人口の流入を拒み、大国になることを自ら否定している。一体将来の日本を、どのようにしようとしているのか?


国家は、軍事力なしには存在不可能である。それどころか、最後を迎えざるをえなくなる。どこの国が今までに、防衛を他人に任せたままで、自国の安全が保たれると思ったであろうか。
アメリカの11月12日の優先順位は、基地乱射事件の追悼式であり、日本の安全の担保となる嘉手納基地の問題ではないのである。いろいろと新聞の社説はあるが、このプライオリティは事実である。


真の防衛力とは、ハードな面だけではない。軍の評判と言うのも、軍事力に数えられるべきである。不当に戦いをいどまれたら全力をつくして闘う軍隊、と思われることは、敵をひるませる要因の一つに立派になりうる。
たとえ大砲の弾が飛び交うまででなくても、領海侵犯されたり、明治神宮参拝の批判にたいし、毅然たる言動が行えないのが不思議である。
子供たちの弱い者いじめで、腕力が無く皆からやられても相手に噛みついてでも交戦している子には、皆は二度と弱い者いじめの対象としなくなる。