markdadaoの日記

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今、日本が直面する内外の問題 その2

アメリカが日本からどんどん遠ざかり中国に近づいている。彼ら(ラスクやヒラリー)は言う。日本は同盟国だが、中国は最重要国家であると。オバマ大統領は今後G2(米中)が世界の枠組みを決めて行くと発言している。

ブッシュの第1期は中国を敵視していたが、第2期から国益のため中国を責任のある利害共有者とした。そして敵はテロリストであると。半年ごとに両国政府要人が米中戦略経済対話を行っている。これは世界に責任が持てる大国であるということ。
中国も変わりつつある。国内経済の立て直しを行っている。中国がアメリカの国債を買っているため、アメリカはモノが言えない。中国はこの21年間で二桁の軍事費を伸ばしてきた。しかしこれは表向きで、実際はこの2〜3倍、実に20倍となる。航空母艦を2隻作り、更に原子力空母を2隻作る予定である。そして2010〜2020年には世界第1位の軍事大国となる。
中国の目指すところは地球上で1番になり、太平洋を2分割する提案をすでにアメリカにしている。東太平洋はアメリカが、西太平洋は中国が。You and I can agree.と言ったがアメリカは回答しなかった。これらの事実はアメリカの上院軍事委員会のホームページに載っている。
アメリカ海軍は2015年には西太平洋でのオペーレーション(作戦行動)が困難になると、アメリカは考えている。
そのことは、台湾は独立せず中国に併合されることを意味する。アメリカは台湾を守る意思が薄れ、台湾は中国の一部となることを想定している。

続く