高速道を乗り継いで御殿場のお客さんへ出向く。打ち合わせ後、三島の商社へ新規取引のあいさつへ。久しぶりに近隣の知人の会社へ立ち寄る。約30年ぶりであった。
今日のように、こちらから出向き直接相対することで事実を深く知ることが出来る。それが良いことであれば、安心が深まり、逆に悪いことであればがっかりすることがある。
事実を受け止め、集中すべき対象を見極め、新たなるチャレンジに進む。事実がわからず、不安と期待に振り回されるより、飛び込んで事実を受け止め、次の行動に移すほうがどんなにか効率的である。
自分は権謀術に不得手であるが、長く取引をするのであれば、相手にとってお得感を提供すれば取引は継続するという経験則をもつ。
先日も相手のことを考えて、弊社で受注できる仕事を失った。いずれ客先が事実に気づくと思い、騙すわけにはいかないと考えての行動であった。人は商売が下手だと言う。本当にそうだと思うが、どうにもならない性分である。
歌詞にもあるが「騙すより騙されるほうが.....」、中国との取引では騙されていれば仕事は続くが、騙すことが難しいと相手が考えると、相手は離れて行く。
騙されていることがわかっていても、それで相手が自分より儲けていても、自社にも利益が出ればそれで良しと考えてしまう。
